【誰が着るの?】ファッションショーの服はなぜ奇抜なのか
こんにちは!
私は、四年制服飾大学を卒業し、現在アパレルメーカーの本社に勤務している「このきのこ」です。(ふざけた名前ですいません、、語呂がいい名前の方がいいと思ってつけました!)
ファッションに関わるあらゆることを私自身の経験と考えを踏まえつつ、記事にしています。よろしくお願いします!
今回の記事は、「ファッションショーに登場する服ってなぜあんなに奇抜なの?街中で着られない服ばかりでよくわからない!」という方に向けた記事です。最後までお付き合いください。
ファッションショーは、「売り出す服の発表会」ではなく「ショー」
パリコレなどのファッションショー、いわゆるコレクションは、「この服を売り出すから買ってくださいねー」という発表会ではなく、
「私たちのブランドはこんなコンセプトを大切にしてます」「こんな世界観を持っています」「こんな技術があり、こんなものも作ることができちゃいます」といった、話題作りのためのまさに「ショー」なのです。
ランウェイに登場するアイテムは、エンターテイメントの要素が強く、あくまでも見るための服です。まさにデザイナーの腕の見せ所です。
なので、基本的にコレクションに登場したアイテムが店頭に並ぶことはありません(一部それらを売っているブランドもあります)。
ファッションブランドは、コレクションで発表したアイテムを、日常生活で使用できる、売れる商品に落とし込む必要があります。
しかしファッションショーはブランドがどのような方向に進んでいきたいか、どのような理想を持っているかが、露骨に表現されているので、お好きなブランドがある方は、そのブランドのコレクションを見てみるとそのブランドのことをより深く理解できるのでおすすめです。
意味のよくわからない服や、スケスケで街中で着られない服を見つけても、それらは実際には出回らないと思って安心してください。
奇抜すぎるコレクションを発表するブランド
常に革新的な発想でスーツを中心にファッション業界をリードするトムブラウン。コレクションの奇抜さでも有名で、毎回話題に事欠きません。ぜひチェックしてみてください。
日本を代表するブランドであるイッセイミヤケ、このブランドは、洋服を着たモデルがただ登場するだけではなく、ランウェイを歩いている時に服が変化したり、ステージ上で表服が完成するなど演出に力を入れているコレクションの多いブランドです。
こちらも日本を代表するブランドの一つです。山本耀司さんと一緒にパリで「黒の衝撃」を起こした川久保玲さんも普段は絶対に着ることのできない服をコレクションで多く発表してます。
まとめ
ファッションショーで登場する服が奇抜なのは、ファッションショー自体が「エンターテインメント」であり、「ショー」であるからです。
これからは、コレクションで登場する洋服を「着る服」として見るのではなく、「魅る服」としてみてください。
きっと新しい発見があるはずです!
私はファッションがもっと楽しくなるコンテンツを日々配信しています。気になった方は、ぜひ他の記事も覗いていってください。
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今回は最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また次回の記事で!
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